漫画とコミック情報なら、CO-MIX(コミックス)にお任せください!

漫画、コミック【CO-MIX (コミックス)】

当サイトの評価、感想などは、あくまでもイチ個人のイチ意見(レビュー)でございます。必ずしもその作品を表す指標とはなりませんので、ご理解の上で当サイトをご利用くださいませ。皆様の漫画選びのご参考になれば幸いです。

メインコンテンツ

ジャンル別 おすすめコミック

不思議な少年

作品紹介

ジャンル
青年漫画・オムニバス
巻数情報
1巻~8巻(続巻中)
作家名
山下和美
掲載雑誌
週間モーニング→モーニング・ツーア
出版社
講談社

永遠の命を持つ少年は、時間と場所を超越し、いつの時代のどんな場所にも現れる事できる。少年は、人間でもなく神でもない。いや、もし神というものが存在するならば、限りなくそれに近い存在である。 少年は人間の敵でもなく、味方でもない。只ひたすら、人間を見続けて生きている。 そして、少年は何年も問いかけ続けるのだった「人間とはいったい何なのか」と‥。柳沢教授の生活の作者「山下和美」が描く、オムニバス形式のヒューマンストーリー

感想とコメント

松本幸四郎の主演でドラマ化もされた「柳沢教授の生活」の原作者でもある「山下和美」先生の作品。 女性の作者という事もあり、絵は少女漫画寄りの繊細なタッチで描かれております。青年漫画、少年漫画に慣れている男性読者にとっては、最初は少々とっつきにくいかもしれません。 あくまでも個人的な感想ですが。

私も最初は中々、この絵が好きになれずに、二の足を踏んでいた作品ではあったのですが、それでも「不思議な少年」というタイトルと、裏表紙のあらすじに何か魅かれるものがあり、ずっと気になってはいました。 ある時思い切って、一巻だけ購入して読んでみたところ、やはり最初は独特のテンポと世界観に、いまいち作品の世界に入り込めなかったのですが、ページを読み進め、慣れるに従って、いつの間にかこの作品の虜になっておりました。一度慣れるとクセになる感じの作品です(笑) ただ正直な所、好みはハッキリ分かれる作品ではあるとは思います。フジテレビの「世にも奇妙な物語」などのオムニバス形式の作品が好きな方には、愛称が良い作品かもしれないです。決して同じ系統の作品という訳ではありませんし、全くの別物なのですが、独創的なストーリーである点、オムニバス形式である点、毎回最後に考えさせられる点で若干だけ似ています。テーマーや、言わんとしているものは「不思議な少年」の方が全然深いですが‥。

「不思議な少年」の物語は、基本的には一話完結なのですが、毎回物語の最後に、とにかく考えさせられます!その反面、読み返すたびに色んな発見があって、飽きが来ません。 そのせいもあり、私はこの「不思議な少年」という作品を、今では何度繰り返し読んだか分からない程、読み返しております。不思議と1年に何度か読み返したくなる事があります。 現在(2011年12月現在)、単行本は8巻まで刊行されておりますが、早く別の話が読みたくて仕方ありません(笑)

少年は毎回、あらゆる時代のあらゆる場所に現れ、様々な人間の人生に干渉し、時には不思議な力を使って、人の人生そのものに成り代りもします。 そして、少年目線から、そこで起こる人間模様を中心に、物語は進行して行く訳なのですが、前述した通り「少年」はいつのどこにでも出現する事ができます。 時には日本の戦国時代や、中世のヨーロッパ、そして時には牢獄の中から、何年先かも分からない未来の地球まで、とにかくありとあらゆる時代と場所に出没するので、 時間軸や場所に制限がない分、毎回、趣の違う斬新なストーリーを楽しむ事ができます

「人は何のために存在するのか」「人は何を思って生きているのか」「人は何故同じ過ちを繰り返すのか」など、 この作品は、不思議な少年の目線を通じて、「人間とは何か?」という命題を、我々読者に繰り返し読者に語りかけてきます。 何だか、文学的で小難しい感じになってしまいましたが、そういったテーマーを抜きにしても、一話一話の物語が単純に面白くて、本当に良く出来ています! 作者はどんな人生を歩んだら、こんな発想は出てくるんだろう(いい意味で)と、毎回感嘆させられます。とにかく斬新で今までに味わった事がないストーリーを味わう事ができるのは間違いないでしょう。 もし、「不思議な少年」という作品を読まず嫌いという理由だけで、二の足を踏んでいる読者の方がいましたら、是非、一巻だけでもいいので読んでみてください。物語に入り込めるかどうかは、読者の皆さんの価値観次第ですが、 1つだけ言える事は、今までにない斬新で新鮮な世界観が、この「不思議な少年」という作品の中には存在しています。

パラメーター図

※上記の評価はHP管理人のいち読者としてのモノです。あくまでもイチ意見(レビュー)として参考にして頂ければ幸いです。


©2012 漫画・コミック CO-MIX(コミックス) All Rights Reserved.